会場に入場できるということは、全席指定であるということを御存知の
はずです。公演中はその座席からむやみに離れてはなりません。
お手洗いや、気分が悪いなどの特別な状況の時はもちろん例外です。
ただし、その際に席を離れるのであれば、開演中であるということを
意識し、周囲の方の邪魔にならないよう、速やかにロビーやお手洗いの
場所まで移動しましょう。
スタンド席の階段通路や、アリーナ席のブロックとブロックの間の通路
などといった所で立ち止まらないようにしてください。
SMAPのライブでは例年、主にアンコール時、ファンから通称トロッコと
呼ばれる移動式ステージが登場し、メンバーがそれに乗ってスタンドや
アリーナのブロックとブロックの間の通路を使って観客の近くまで登場
してくれます。
その際、例年どこの会場でも出現するのが通称バッファと呼ばれるマナー
違反の方々です。メンバーを近くで見たい、手を振ってもらいたいという
理由だけで自分の席を勝手に離れ、メンバーがこれから来る場所まで
移動し、元々その席の方などお構いなしに場所を陣取ってしまいます。
最も被害を受けるのは、スタンド前列、及びアリーナ最前列・最後列。
これらの通路側の席の方です。
警備員が各場所に配置されているものの、大半がアルバイトで雇われて
いる為に、会場のプロモーターによっては全く対処してくれないという
場合が多々あります。
なので被害がひどいと、そういった席の方々の荷物はグチャグチャに。
その方自体も、大量のバッファに押されて怪我をされる場合もあります。
バッファ対処法としましては、
・バッファに直接禁止行為であることを厳しく告げましょう
・近くの警備員に速やかに申し出ましょう
・警備員の警告を無視する、もしくは警備員の目を盗んで行為を続けると
いった場合は、大変面倒な方法なのですが下記も有効です
公演当日のみ受付で、近くの係員に下記のメモを渡してください。
*日時と公演名
*どのような行為に及んだのか
*その行為を行った者の該当する座席
*自分の名前と会員番号
『コンサート事務局宛』と書いて、折りたたんで渡してください。
但し、上記のメモには有効となる為に条件があります。
*その行為が悪質な場合にのみ
*メモを書いた本人が本人名義のチケットで入場している場合にのみ
*メモを書いた本人を中心に前後あわせて3列・左右4席以内に限り
3番目が事務局に直接訴えることができるので一番有効ではありますが、
簡単にできる方法はやはり1番目・2番目ですね。
もし何とかしたいという方は、2番目の方法が一番簡単でおすすめです。
1番目の方法ですと、口論となる恐れがございますので、これは本当に
注意になれている方にしかできないと思います。
なお、決して暴力行為に走らないようにお気をつけください。
どんなに相手が悪くても、暴力をふるった時点で負けです。
なお最初に明記した例外の場合でも、アンコール時は席を離れないほうが
いいかと存じます。特にアリーナ席では、バッファに間違われる可能性が
非常に高いです。また、構成の都合上、通路を閉鎖している所もあるので
なかなか自分の席に戻ることができません。
どうしてもアンコール時に席から離れたいのでしたら、万が一、通路など
バッファに間違われやすい場所で留まってしまった時にすばやくかがみ、
自分がバッファではないという周囲への配慮を示しておきましょう。
また、もう退場する心づもりで荷物を持って移動したほうがいいです。
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